新年のごあいさつ

環境の変化に対応した事業展開をめざして

代表理事組合長 石山 德行

代表理事組合長 石山 德行

新年あけましておめでとうございます。

謹んで新年のお慶びを申し上げるとともに、このたびの令和6年能登半島地震により被災された皆さまならびにそのご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。被災地の安全と一日も早い復興を心からお祈りいたします。

組合員ならびに地域の皆さまには、旧年中、当JAの各事業に特段のご理解とご協力を賜りましたことに、心より感謝を申し上げます。

長かった新型コロナウイルス禍からようやく経済活動が正常化に向け動き出し、我が国の経済は人の流れや個人消費の増加により回復基調にあるものの、ウクライナ侵攻から続くエネルギー・資源高や日米の金利差による物価上昇、深刻化する人手不足や地政学的リスクなど、新たな不安要素も生じております。

令和5年は、今までに経験したことのない猛暑と渇水により、深刻な農作物被害が生じました。米については、当JA管内コシヒカリの1等米比率は0.3%、2等米比率は45%、その他品種においても低水準となり、作況指数は「95」の「やや不良」となりました。新之助については猛暑にも強く、1等米比率は95.7%の高水準を保つことができました。出荷者の皆さまから、春に出荷契約をいただいた58.8万袋を確保することができましたこと改めて感謝申し上げます。

また、本県の令和5年産主食用米の作付面積は、前年対比で700haの増加となりましたが、猛暑・渇水の影響で、収穫量は514千トンと近年では最少となりました。令和6年産米においても、物価高騰等の影響により、高価格帯米の消費減退や需給と価格を安定させる必要があることから、主食用米の適正生産に取り組むことが必要であり、出荷者の皆さまのご協力をお願いいたします。

こうした農業を取り巻く環境変化のなかでも、キラキラマーケットでは、来店者数、販売額も年々増加しており、今後も安全・安心なJA新潟市産の農産物の生産と販売に最大限の努力を重ねてまいります。

さて、令和6年度は、中期3カ年計画の最終年度となります。JAの総合事業としての機能を発揮し続けるため、昨年の総代会で承認いただいた中部地区統合の「新石山支店」を令和6年5月にオープンいたします。新店舗では、これまで以上に組合員・利用者のニーズに寄り添った相談・訪問活動や窓口機能の充実を図り、利用して良かったと感じていただける店舗づくりを目指してまいります。

これからも持続可能な経営基盤の集約整備を図り、環境の変化に対応しながらも組合員の営農と暮らしを守る改革を進めてまいります。

今年も組合員、地域の皆さまのより一層のご支援とご協力をお願い申し上げるとともに、幸多き年を迎えられますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。