新年のごあいさつ

JA自己改革の実践完遂に向けて

代表理事組合長 坂井 一郎

代表理事組合長 坂井 一郎

組合員ならびに地域の皆さま、新年明けましておめでとうございます。昨年中、JAにお寄せいただきましたご理解・ご協力に対し、厚く御礼申し上げます。

さて、平成29年産米の結果ですが、8月中下旬の日照不足や低温が影響し、作況指数が95、一等米比率は85%と、収量、品質ともに前年を下回りましたが、30万6千俵余の出荷をいただきました。誠にありがとうございました。
昨年4月に新・南部営農センターが竣工オープンしました。南部地域の営農販売の拠点として、土日営業を始め、組合員・利用者の更なる利便性向上が見込まれます。また、鳥屋野支店の建替工事にも着手し、6月下旬にプレオープン、11月にはグランドオープン出来るものと思っております。
地産地消の拠点としての期待が膨らむ、いくとぴあキラキラマーケットJA新潟市直売所は、合併効果もあり、計画を大幅に上回る勢いのもと、4月より売り場拡張とリニューアルをしたうえで、消費者と生産者のニーズに応えてまいります。

ところで、昨年の流行語大賞は「忖度(そんたく)」と「インスタ映え」、代表漢字は「北」が選ばれました。今までと若干違う趣きに違和感を感じる方も多いと聞き及ぶ中、その「もやもや」を干支の戌から吠え去ってもらい、何事にも分かりやすい平成30年になってほしいものです。

JA自己改革については、昨年8月に「農業担い手フォーラム」を開き、担い手に理解と協力を求めつつ、12月には全職員研修会を開催。基本事項と各具体的数値を掲げ、着実な実践に向けて意識の高揚と共有化を図りました。
組合員とJAとの一体感が問われております。本年も何とぞご指導とご理解、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。