新年のごあいさつ
合併効果でさらなる飛躍を
代表理事組合長 坂井 一郎
組合員ならびに地域の皆さま、新年明けましておめでとうございます。昨年中、JAにお寄せいただきましたご理解・ご協力に対し、厚く御礼申し上げます。
さて、平成28年産米の結果ですが、作況指数109という近年にない豊作のもと、計34万1千俵ものJA米を集めることが出来ました。1等米比率も全体で91%以上と、県下トップクラスの好成績となりました。生産者のご努力とご協力に敬意を表すると共に、29年度も昨年以上の結果となるようよろしくお願いいたします。
平成28年は「トランプ現象」や、「神ってる」が流行語大賞に選ばれ、リオ五輪での金メダルや東京都政などから連想される「金」が3回目の「今年の漢字」となりました。ちなみに、我らがJA新潟市は差し詰め「飛躍」と「勢」といったところでしょうか。また、2月のJA合併後、大相撲3月場所で初土俵を踏んだのが、北区出身の小柳関です。わずか四場所で十両に昇進し、当JAの農業祭にも出演してくれました。新十両として11勝。抜群の素質と将来性で、横綱も夢ではない大器を応援したいと思っています。
合併効果により、管理費の削減や事業量の増大、組織と経営基盤の確立などが実現出来ました。キラキラマーケット直売所の売り上げは計画を大幅に上回り、営農経済の新しい優良部門として期待が膨らみつつあります。
今年の干支は酉。十二支の第10位です。鳥が大きく羽ばたくがごとく、南部営農センターの竣工・開店、鳥屋野支店の改築等に向けたスケジュールを進め、JA自己改革の推進目標である農家所得の向上、農業生産の拡大、地域の活性化を念頭に、組合員の幸せと豊かな地域づくりを目指します。
より信頼され、必要とされるJAづくりに邁進すると共に、地域の皆さまと共に事業展開して参ります。本年も何とぞご指導とご理解、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。