新年のごあいさつ
平成に感謝と万感の想い
代表理事組合長 坂井 一郎
組合員、地域の皆様、新年明けましておめでとうございます。
昨年中、JAにお寄せいただきましたご理解とご協力に対し、厚く御礼申し上げます。
平成30年産米の作況指数は、全国99、新潟県95、下越南97と2年続きの不作となりました。JA新潟市も主力のコシヒカリが秋の天候不良等の影響でふるわず、全体の集荷検査数量が計画比95%と未達になり、例年県下トップクラスの一等米比率も、76%と県下中位の残念な結果となりました。
そんな中、いくとぴあキラキラマーケットは、昨年4月にリニューアルオープンし、30年度の販売高計画3億6千万円に向け順調に伸びており、出荷者の所得増大に更なる期待が高まります。
昨年10月に新鳥屋野支店がグランドオープンいたしました。金融店舗の統廃合、再構築は一旦区切りがつきました。7月には、鳥屋野・両川サポート店を南部営農センターに集約いたしました。土日営業や集荷時間の拡大、相談機能の充実など、組合員の利用満足度や利便性の向上に努めてまいります。
さて、今年の干支は亥、5月1日には新天皇ご即位に伴い、平成から新元号に変わる新しい時代の幕開けであります。私は団塊世代の亥年生まれですが、思い返せば、平成元年から農家組合長を4年間務め、年男4回目の平成7年に理事就任、5回目の平成19年に常勤専務理事となり、そして今回年男6回目の平成31年に組合長退職となります。これも何かのご縁と感謝しつつ、まさに平成という時代と共に充実した人生を過ごせたと、万感の想いに浸っているところです。
今年も、農家所得の向上・農業生産の拡大・地域の活性化の3本柱を念頭に、自己改革の実践に向けて、地域の皆様からより信頼され、選んでいただけるJAづくりに邁進し、皆様方と一体となって事業を行ってまいります。本年もご理解、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。